松山英樹vs石川遼・テレビ初の直接対決実現!史上最大の限界バトル-KYOKUGEN2016

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今回で5回目を迎えた年末大晦日恒例の超大型スポーツ特番「史上最大の限界バトル KYOKUGEN2016」。
毎回一流スポーツ選手の極限の対決が熱くて面白いこの番組ですが、2016年はついに松山英樹石川遼のゴルフ直接対決が実現!
2016年新春、テレビ朝日のスポーツ特番「夢対決!2016 とんねるずのスポーツ王は俺だ!5時間スペシャル」でテレビ初共演は果たしましたが、2人だけで直接対決するのは初。
ゴルフファンとしては見逃せない対決です。ゴルフ場はなぜか不明。

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限界バトル KYOKUGEN2016

勝負は「ショットの精度」を競うという対決方法。
ウェッジやショートアイアンでコース上に置かれた「ボックス」を狙う“ボックスショット”を披露しました。

ボックスの大きさはわずか「2m四方」、誤差は前後左右1メートルずつしか許されません。
ボックスショット「2m四方」
転がして入れることができない、ピンポイントで狙うしかない超正確なショットが求められます。50ヤードの1メートルはデカいが、70ヤードを超えるとどんどんシビアになる究極・極限の対決です。
距離は「50ヤード」「70ヤード」「100ヤード」「130ヤード」「150ヤード」と成功する度に延びていきます。
より遠くのボックスに打ち込むことのできた方が勝ち。

 対決前の松山・石川のコメント

松山英樹「思ったより小さくて大丈夫かなっていう心配の方がすごく大きい」「試合だったらあの枠に入れれば本当に良いショットなので」
石川遼「普段の練習場だと自分のターゲットとしては50~100ヤードはもっと小さいターゲットに絞って練習しているが、実際あそこに入れなきゃいけないとなるとまたちょっと違うプレッシャーを感じてます。」

どこまでいけそうか?
松山英樹「結構厳しいと思うんですけど・・・」
松山英樹・石川遼「100ヤードはいきたい」
100ヤードですか??
松山英樹「遼は練習の時に計測器使って1ヤード単位で練習してるんで・・・」
石川遼「英樹は150ヤードくらいでも真上からピタッときますから、150ヤードくらいは余裕なんじゃないですか?」


【スポーツ界あるある】
相手を褒めている時ほど、出し抜こうとしている証拠


どちらも相手を持ち上げつつ勝つ気満々のようです^^;

対決の前に「ビートたけし」の試技。
いかにこの勝負が難しいのかがわかる!はずでしたが、まさかのゴロ・・・ボックスに真っすぐ向かったんですが^^;
遼君が「ちょっと低すぎました?」と接待ゴルフばりのフォローをしてました(笑)

たけしといえば昔、正月に「たけし・さんま・タモリ」の「BIG3」でゴルフしている時はもう少し上手かったように記憶しているのですが、歳かな?


【芸能界あるある】
たとえ失敗ショットでも、大御所が打ったらカットできない


いよいよ対決!
その前に先行・後攻を決めるジャンケンです。
ジャンケンといえば石川遼の弱さが有名?です。「とんねるずのスポーツ王は俺だ!2016」で負けまくってました(笑)

今回もジャンケン勝負と聞いて嫌がってました。
案の定?遼君の負け^^;
勝った松山英樹が選んだのは「先行」。こういうのは先に決めちゃいたいですもんね。

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 1stステージ 50ヤード(約46m)

先行の松山が握ったクラブは『アプローチウェッジ57°』。
風はほぼ無風。
石川は「この1球で決まるんじゃないかな?」と英樹にプレッシャーをかけます。
注目の第1打、方向はバッチリ!だが縦距離がわずかに合わず、1mオーバー。

続いて後攻の石川。手にしたクラブは『アプローチウェッジ59°
精神的には先行が有利かもしれないが、全体的にはショートホールの時と同じくクラブ選択や風向きが見れる後攻の方が有利ですね。

石川の第1打は見事にボックスのど真ん中を捉える完璧なショット!いきなりのクリアです。

こうなると松山は余計にプレッシャー感じますよね^^;
上着を脱ぐ松山。
1打目と同じく57°のウェッジを握って試合さながらの集中・・・綺麗なスイングから放たれたボールはボックスの左端にイン!

50ヤードはともにクリア。その後の二人の会話。
石川「あそこに入れようって思うと変な方さがでますね。」
松山「ありがとうございますフォロー^^;」
石川「自分もそうだったんで。」
ワールドカップに出場してから二人の会話が前よりかなり仲良し感が出てます。観ていて微笑ましいです^^

ここで二人のウェッジのクラブセッティングが紹介されました。
二人ともウェッジは4本。

【石川遼】
PW(ピッチングウェッジ)
AW(アプローチウェッジ)52°・59°・64°

【松山英樹】
PW(ピッチングウェッジ)
AW(アプローチウェッジ)52°・57°・62°

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 2ndステージ 70ヤード(約64m)

50ヤード対決は石川が先にクリアしたので、70ヤードは石川が先行。
ゴルフと同じくオナーは先にクリアした方が務めるようです。

石川の第1打、握ったクラブは50ヤードの時と同じく『アプローチウェッジ59°』。
20ヤード違うだけで画面で見てもかなり遠く感じます。
石川の打球はまっすぐピンへ向かいましたが、わずかにボックスに届かず。
測定するとキャリーは65.2ヤードだったそうです。
少しランが出たのでベタピンのナイスアプローチなんですが・・・シビアな勝負です^^;
遼君曰く「緩んだというか少し硬かった」そうです。

続いて後攻の松山。こちらも50ヤード勝負と同じく『アプローチウェッジ57°』。
少し緊張がほぐれたのか完璧なスイングから放たれたボールは見事にボックスを捉え、一発クリア!

続いて石川。
残り2球になり、更に集中しているようです。
1打目と同じく59°のウェッジで勝負です。
少し左ですが見事にボックスへイン!二人ともあまりにあっさり入れるので簡単なのでは?と勘違いしてしまいそうです^^;

あっさり入れ返された松山は石川に「もうちょっと時間くれない?」、石川は「おれも嫌なんだよぉ」。簡単にやっていますが緊張しているようです。

ここで、松山と石川のアプローチショットのレベルの高さが紹介されました。


アプローチにおいて世界屈指のレベル
【石川遼】
■アメリカPGAツアー(2013-2014シーズン)
75~100ヤードのアプローチ:USPGAツアー全選手中1位!

【松山英樹】
■アメリカPGAツアー(2015-2016シーズン)
75~100ヤードのアプローチ:USPGAツアー全選手中2位!


あらゆるレベルが高いアメリカPGAツアーでこの成績は凄すぎ!
2人とも世界レベルのアプローチショットを持っていることがわかりますね。

二人とも絶対の自信を持つ距離。
だからこそ、絶対に負けられない譲れない距離だと言えますね。

 3rdステージ 100ヤード(約91m)

距離は更に延びて100ヤード。70ヤードを先に決めた松山が先行です。
持ったクラブはここも『アプローチウェッジ57°』です。
高く上がったボールはわずかに右へ外れましたが、驚くべきはその飛距離、なんと「100.1ヤード」!
飛距離の誤差が10cmとか、どれだけ正確に距離を刻めるんだか・・・神業ですね^^;

続いて石川、クラブはこちらも50・70ヤードと同じく『アプローチウェッジ59°』。
風が少しだけフォローになってきたと判断する石川。
打った球はこちらも高く上がり、まっすぐボックス方向へ向かい、イン!そしてバウンドしてアウト!
一度入ったのでこれはOKとのこと。見事一発クリアです。

今度は先に入れられた松山。
それでも落ち着いたもので、続く2打目でピン側わずか30cmに付けてあっさりクリア!
一進一退の名勝負です。

少し風が吹いてきたそうで、しかもフォロー(追い風)になったりアゲインスト(向かい風)になったりするそうです。
それほど強くは吹いてないので前後2~3ヤード程度の狂いにしかならないそうですが、誤差わずか1mしか許されない「極限」の勝負ではこの風が無視できない。
しかも130・150ヤードになると更に影響が出てしまうのでかなりやっかいみたいです。

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 4thステージ 130ヤード(約119m)

距離が30ヤード延び130ヤード。
先行は石川。クラブは番手が上がって『PW(ピッチングウェッジ)』になりました。
松山が見守る中、いいリズムで振り抜いた石川。
ボールはまっすぐピン方向へ向かいますが、これは5m程オーバー。フォローの風が吹いたようです。

続く松山、こちらも『PW(ピッチングウェッジ)』を持ちます。
完璧なショットに見えましたが、ボールは無常にもボックスの右端の縁に当たって失敗!
これは悔しい^^;

先程オーバーした石川はクラブを『アプローチウェッジ52°』変更。
フォローなので126ヤードくらいと判断したようです。
果たして、これが大成功!完璧なショットで見事ボックスを捉え2発目でクリア!
これには松山も「スゲッ!」と驚きを隠せません。

その松山、クラブは1打目と同じくPW。
さっきの悔しさを払拭するかのような見事なショットでこちらも見事2発目でクリア!
やっぱりスゲ~!!

松山君「この練習毎日続けたらめっちゃ上手くなりそう。」
確かにこの緊張感の中で毎日練習してたら絶対上手くなるでしょうね^^;
僕もしたい!!

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 FINALステージ 150ヤード(約137m)

いよいよ最終ステージに突入。距離はなんと「150ヤード」!
正直、どちらか130ヤードで失敗して終わると思ってました^^;

150ヤードを何番アイアンで打つのか、も興味あり。
まずは先行の石川は『9番アイアン』を握り、ショット!
「入ったっポイな」と英樹が言ったように、完璧なショットのように見えましたが、ボールはわずかにボックスの手前に落ちて失敗。方向はバッチリでしたが、わずかに弱かったようです。
しっかり打ったようで終わった後、石川は「今ので4ヤードも届いてない。フォロー吹いてくれ」と言ってました。

続いて松山。石川と同じく『9番アイアン』で勝負。
しっかり打ったように見えましたが、こちらは7mもショート。
石川曰く「70ヤードの時と風が真逆になったな」とのこと。
距離が延びて風にだいぶ左右されるようになり、ただでさえ難しいのに更に難易度が上がってます。

冷静に落ち着いて打ってるように見える松山も「早く入れなきゃ早く入れなきゃっていう悪循環でどんどん狂っていきます」と心に余裕がないことを吐露していました。

次は石川の2打目。
1打目にショートしたことでクラブ選択でかなり悩みます。
風がアゲインストということで番手を上げて『8番アイアン』でチャレンジ。

ショットは良さそうでしたが、風がアゲインストから横風に急変。ボールは風で右へ流されアウト。
ピンフラッグがかなりはためいていました。風の読みが難しいですね~

クラブチェンジの時に石川のゴルフバッグがアップになってヘッドカバーが画面に映りました。
ワールドカップの時に使った『JAPAN(ジャパン)』のヘッドカバーをテレビ用なのか使っていました。あれ、欲しいなぁ^^
石川遼ゴルフバッグ「JAPANヘッドカッバー」

続いて松山の2打目。クラブは1打目と同じく9Iのままでトライです。
打った松山も距離が心配だったようで、「届け!届け!」としきりに声を出します。
声を出しても距離は変わらないんですけどね^^;
松山君の願いが叶ったようで、ボールは見事にボックスまで届きイン!
150ヤードをたったの2球でクリアしました!
松山君もさすがにこれは嬉しかったようで、珍しく「完璧っすね!」と自分を褒め、「先に入った、嬉しい!」と素直に喜んでました。
自分に厳しい松山英樹。ツアー中ではなかなか聞けない貴重なセリフありがとうございます(^^♪

さて、追い込まれた石川。
クラブを9Iに持ち替え最後の挑戦です。
こういう時の遼君は凄いです。ここ一番の集中力を発揮して完璧なショット!
松山君も「来い!」と応援。勝負でも相手の成功を願うって美しいですね^^
石川「デカイか?」と心配するも、ボールはボックスのど真ん中へ吸い込まれ見事成功!
恐ろしい二人です!!

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 最終決戦プレーオフ 180ヤード(約165m)

まさか150ヤードでも勝負がつかないとは・・・
番組サイドも予想していなかったようですが、勝負は白黒つけた方がいい!
どうやって決着をつけるのか聞かれたビートたけしの口から「プレーオフ」が言い渡されました。
距離はなんと180ヤード!
アマチュアでは1オンするのも難しい距離です。

「試合でも180ヤードとなるとピン側ベタピンはほとんどない。」
という松山に対して石川は、
「見てますよ僕は。彼の180ヤードからのカップの横にベタっとつけるシーンは。」
と持ち上げます。
ここでも出ました【スポーツ界あるある】(笑)
勝負はすでに始まっているようです。

先行は松山。
クラブは『7番アイアン』を選択。キャリーを7番で届かせることができるなんて羨ましい^^;
いつものスイングから放たれたボールは右へ。ドローを打ったようで、「戻って来い!戻れ!」としきりに声を出す松山。これも新鮮です^^
距離はバッチリながら惜しくも右へ1.5mほど外しましたが、「良いショットを打ってくる!」と石川。
遼君が言うように、普通ならバーディーチャンスに付けるナイスショットです。

後攻の石川。クラブは松山と同じく『7番アイアン』。
「届くかな?」と心配する石川。
距離に不安がある時のあるあるで、ショットの際に少し力んで引っ掛けてしまいました。
引っ掛けて176ヤード、確かに距離は少し足りてないのかも。

続いて松山の2打目。クラブは変わらず7Iです。
打った瞬間に「右に逃げちゃった」と松山。
少しフェイスが開いて打ってしまったようで、右へ5mほど外してしまいました。
本人かなり悔しそうで、「くそっ」と口に出してしまってました。

後攻の石川の2打目。手には7Iを持っていますが、ここで風がまた変わったようです。
石川「これで180ヤードはいかないな。完全に南風。」
松山「今は無理だね。」
石川「190ヤード必要だな。」
ワールドカップの時みたいに相談する二人。勝負なのにね^^;

番手を6番に上げて2打目。
松山「いい球!」
まっすぐピンに向かって伸びるボール!
石川「入った!」
自分で打って自分が一番驚いてました(笑)
松山「スゲェ。さすがです。おめでとうございます。」
と素直に相手を褒めて握手を求める松山君。でもすんごい悔しそうです^^;

しかしまさか2球でクリアするとは・・・凄いです!
二人のガチ勝負、観てて本当に楽しいです♪
神ってる、ってやつですね。

たけしも言ってましたが、2017年はツアーのデカいやつ(メジャー)を獲ってもらいたいです。
松山英樹はかなり可能性は高いですが、石川遼もポテンシャル的には全英オープンとか十分狙えると思います。
「このショットが打てればいけると思う」と石川が言ってましたが、あとはメンタルが問題でしょうね。
遼君はアメリカPGAツアーの時は少し委縮し過ぎだと思うので、伸び伸び思い切ったプレーをして欲しいです!

そして来年もこの二人の勝負が観たい!楽しみにしてます(^^♪

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