2014年 全米オープンゴルフ
男子メジャー:全米オープン
期間:2014年6月12日~15日
会場:パインハーストNo.2(ノースカロライナ州) 7,562ヤード(パー70)
独走マーティン・カイマーが他を圧倒し完全優勝でメジャー2勝目!
初日から首位街道を爆走したマーティン・カイマーが最終日も更に加速し、後続に影を踏ますことなく難コース「パインハーストNo.2」で2位に8打差をつけ独走のまま優勝を手にした。
初日5アンダーで2位に3ストローク差、2日目5アンダー通算10アンダーで2位に6ストローク差、3日目こそ2オーバー通算8アンダーとやや崩れたものの2位とは5ストローク差。
そして迎えた最終日、前半を2バーディ1ボギー、サンデーバックナインを2バーディ2ボギーの1アンダー通算9アンダーと他のプレイヤーがスコアを落としていく中で一人しっかりスコアを伸ばし2010年の全米プロゴルフ選手権に続くメジャー2勝目を手中に納めた。しかも初日から首位を守りきる「完全優勝」のおまけ付き。
(出典:https://www.golfdigest.co.jp/)
2位は3日目2位の二人、リッキー・ファウラー(アメリカ)とエリック・コンプトン(アメリカ)がともにスコアを2つ落とし通算1アンダーで2位タイ。
4日間を通じてのアンダースコアは上位の3名のみ。
4位以下がイーブン無しのオーバースコアでフィニッシュ。今回のコースの難易度がいかに高かったかがわかる結果となった。
注目の選手では、世界ランクトップのアダム・スコット(オーストラリア)は通算2オーバーで9位タイ。
昨年の全米オープン覇者ジャスティン・ローズ(イングランド)は通算3オーバーの12位タイ。
2011年の全米オープン完全優勝のロリー・マキロイ(北アイルランド)は通算6オーバーの23位タイ。
グランドスラムが期待されたフィル・ミケルソンは通算7オーバーの28位タイ。
日本の期待を一身に背負い挑んだ松山英樹は最終日4アンダー23位でスタートしたが、1バーディ・3ボギー・1ダブルボギーの「74」通算8オーバーの35位タイに沈んだ。
順位 | 選手名 | 通算 | 合計 |
---|---|---|---|
1 | M.カイマー | -9 | 271 |
2 | E.コンプトン | -1 | 279 |
2 | R.ファウラー | -1 | 279 |
4 | K.ブラッドリー | +1 | 281 |
4 | J.デイ | +1 | 281 |
4 | B.ケプカ | +1 | 281 |
4 | D.ジョンソン | +1 | 281 |
4 | H.ステンソン | +1 | 281 |
9 | A.スコット | +2 | 282 |
9 | J.ウォーカー | +2 | 282 |