2014年3月29日(土)日経新聞の記事によると、3月末の優遇税制の廃止を控えゴルフ会員権の売り注文が集中しているとのこと。
個人の場合に限りますが、ゴルフ会員権を売却した場合、売却益は譲渡所得となり、他の所得と合算されます。逆に、売却損が出た場合は、他の所得から控除できます。(総合課税)
これが4月からは控除対象から外れます。
節税目的で3月中に売りたい個人と決算を控える企業からの売り注文で特に10万円以下の比較的低い価格帯のゴルフ会員権が更に値を下げている。
5万円の会員権が1万円まで値下がりした例もあるという。
一方、高価格帯の名門コースでは下落から上昇に転じたところもあり、東京の府中カントリークラブは年初から17.9%価格が上昇した。
優遇税制の適用は3月末までに手続きを完了させる必要があるので、今月に入り売り注文は徐々に減ってきている。
人気のあるゴルフ場や使い勝手の良いゴルフ場などは既に売り注文が減り始めており、4月以降は逆に売り手市場となる可能性もあると指摘されている。
▼主なゴルフ会員権の相場
ゴルフ場 | 1月 | 3月 | 騰落率 |
府中カントリークラブ(東京都) | 390万円 | 460万円 | 17.9% |
厚木国際カントリー倶楽部(神奈川県) | 390万円 | 440万円 | 12.8% |
東京よみうりカントリークラブ(東京都) | 1,200万円 | 1,300万円 | 8.3% |
宝塚ゴルフ倶楽部(兵庫県) | 600万円 | 580万円 | ▲3.3% |
多摩カントリークラブ(東京都) | 400万円 | 360万円 | ▲10.0% |
ゴルフ会員権を投機目的で買っていた時代が懐かしい…
今でも高値を維持しているゴルフ場はやっぱり素晴らしいコースなんでしょうね!一度はラウンドしてみたいもんです。