世界ランキング上位者と世界各地のゴルフツアーで活躍するトッププロゴルファーが参加する『世界ゴルフ選手権(WGC)』。2017年最終戦となる『WGC ブリヂストン招待』(開催期間:2017年8月3日~8月6日)で見事優勝した松山英樹が使用した新パターに注目が集まっています。
(画像出典:http://www.pgatour.com)
圧巻の最終日。2番ホールでチップインイーグルを決めてからは、ほぼ毎ホールでパーオンに成功。得意のアイアンショットが切れに切れ、4~5m以内のバーディーチャンスに何度も漬ける安定した試合運び。メジャー未勝利ながら、すでに王者の風格を纏っているかのような他を圧倒するゲームメーク。安心して試合を観ることができました。
上がってみれば9アンダーの「61」とまさに圧勝!当日のベストスコアであるのはもちろん、ファイアーストーンCCで開催されたWGCの大会レコードだったそうです。(タイガー・ウッズが2000年と2013年の第2ラウンド、セルヒオ・ガルシアが2014年の第2ラウンドにマーク)ちなみに、最終日での「61」は大会史上ベストスコアで、松山自身のアメリカPGAツアーにおけるベストスコアでもあるそうです。
また、この日の最終日の2番目に良かったスコアがトービヨン・オルセンの「65」。いかに凄いスコアだったかわかりますね。
そんな大記録の立役者となったのが「パター」。
いつものスコッティーキャメロンのエースパター(ピン型)に替えて、新パター(マレット型)を導入してのバーディーラッシュ!(7バーディー)
最終日だけでなく、4日間通じてパット数が全体の1位(1.648)だったこともあり、注目を集めました。
世界のゴルフファンが注目する松山英樹が使用したパターというのが、テーラーメイド『TP コレクション Mullen(ミューレン) プロトタイプ』。
2017年4月から発売されているクラブですが、松山英樹の優勝がしたことで人気が大爆発!なんと、4月の発売から販売した3倍もの数をたった1日で売り上げたそうです!
『TP コレクション ミューレン』の特徴は「インサート」。「PURE ROLL インサート」というインサートを採用しており、ボールに順回転を与えやすくなっているそうです。
市販のものとはネック部分が若干違いますが、試してみたくなるのはわかります。
■ テーラーメイド『TP コレクション Mullen(ミューレン)パター』
またしてもテーラーメイド!
ジェイソン・デイやダスティン・ジョンソンが使用することで有名になった『SPIDER(スパイダー)』。
セルヒオ・ガルシアや期待のルーキーであるジョン・ラーム、その他多数のトッププロがどんどんスパイダーに切り替えています。売れるな、という方が無理ありますよね。そういえば一度ローリー・マキロイも使ってましたね。(彼はパターですっごく悩んでましたから^^;)
タイガー・ウッズやローリー・マキロイなどナイキの撤退で一流プロ選手がテーラーメイドへ流れ、M1/M2ドライバーやウッドがゴルフ界を席巻。そしてパター。テーラーメイド一強時代が来たのかな?
次回クラブを買い替える時はテーラーメイドの検討は外せませんね!