2017年ダンロップフェニックストーナメントに出場する海外招待選手。どういった選手なのか?データで見てみましょう!
アメリカPGAツアーメンバーの2016-2017年シーズン終了後のデータを比較してみました。
▼世界ランク・獲得賞金(世界ランキングは9/26現在)
選手名 | 世界ランク | 賞金ランク | ツアー優勝 |
---|---|---|---|
松山英樹 | 3位 | 4位 | WGC HSBCチャンピオンズ フェニックスオープン WGCブリヂストン招待 |
B.ケプカ | 10位 | 8位 | 全米オープン |
X.シャウフェレ | 29位 | 12位 | ザ・グリーンブライアークラシック ツアー選手権 |
W.ブライアン | 55位 | 38位 | RBCヘリテージ |
H.バーナーⅢ | 142位 | 108位 | - |
C.グリブル | 269位 | 85位 | サンダーソンファームズ選手権 |
▼スタッツ比較
●平均飛距離(ドライビングディスタンス)
選手名 | 飛距離(yard) | 順位 | 計測ホール数 |
---|---|---|---|
松山英樹 | 303.3 | 26位 | 136 |
B.ケプカ | 311.1 | 7位 | 152 |
X.シャウフェレ | 306.8 | 16位 | 184 |
W.ブライアン | 279.8 | 172位 | 182 |
H.バーナーⅢ | 302.4 | 29位 | 190 |
C.グリブル | 297.2 | 60位 | 154 |
平均飛距離1位:ローリー・マキロイ 317.2ヤード(88ホール)
●フェアウェイキープ率
選手名 | FWキープ率 | 順位 | ラウンド数 |
---|---|---|---|
松山英樹 | 58.61 | 121位 | 83 |
B.ケプカ | 55.8 | 154位 | 88 |
X.シャウフェレ | 58.82 | 118位 | 96 |
W.ブライアン | 57.87 | 130位 | 95 |
H.バーナーⅢ | 59.61 | 110位 | 101 |
C.グリブル | 54.77 | 165位 | 79 |
FWキープ率1位:ライアン・アーマー 72.73(63ラウンド)
●トータルドライブ
(ドライビングディスタンスの順位)と(フェアウェイキープ率の順位)を加算したポイントのこと。
選手名 | トータルドライブ順位 | 平均飛距離順位 | FWキープ率順位 |
---|---|---|---|
松山英樹 | 36位 | 26位 | 121位 |
B.ケプカ | 53位 | 7位 | 154位 |
X.シャウフェレ | 25位 | 16位 | 118位 |
W.ブライアン | 182位 | 172位 | 130位 |
H.バーナーⅢ | 26位 | 29位 | 110位 |
C.グリブル | 145位 | 60位 | 165位 |
トータルドライブ1位:キーガン・ブラッドリー(平均飛距離44位・FWキープ率25位)
●パーオン率
選手名 | パーオン率 | 順位 | ホール数 |
---|---|---|---|
松山英樹 | 69.01 | 16位 | 1368 |
B.ケプカ | 63.47 | 148位 | 1440 |
X.シャウフェレ | 68 | 26位 | 1656 |
W.ブライアン | 60.5 | 183位 | 1638 |
H.バーナーⅢ | 67.68 | 32位 | 1782 |
C.グリブル | 62.7 | 165位 | 1386 |
パーオン率1位:マーティン・フローレス 70.64(ホール数:1458)
●ストロークス・ゲインド・ティー・トゥー・グリーン(Strokes Gained:Tee-to-Green)
いわゆる「ショット貢献度」。数値が大きいほどよい。この順位が良いと「ショットメーカー」なんて呼ばれます。
ストロークス・ゲインド・ティー・トゥー・グリーン(Strokes Gained:Tee-to-Green)
「ストロークス・ゲインド・ティー・トゥー・グリーン」は、コースのグリーン面以外のあらゆる場所でのパフォーマンスにより、ツアー平均よりどれだけのスコアを稼いだか、1ラウンドあたりの「ショット貢献度」を評価するPGAツアーのランキング。基本的な考え方は、あるラウンドでのスコアを全選手の平均スコアから引いた数字(トータル・ストロークス・ゲインド)から、さらにストロークス・ゲインド・パッティングを引いた値。[GDO参照]
選手名 | Shot貢献度 | 順位 | 計測ラウンド数 |
---|---|---|---|
松山英樹 | 1.369 | 5位 | 59 |
B.ケプカ | 0.423 | 58位 | 67 |
X.シャウフェレ | 0.361 | 64位 | 74 |
W.ブライアン | -0.131 | 126位 | 77 |
H.バーナーⅢ | 0.511 | 50位 | 86 |
C.グリブル | -0.985 | 181位 | 70 |
ショット貢献度1位:ダスティン・ジョンソン 1.809(59ラウンド)
●平均パット数
選手名 | 平均パット数 | 順位 | ラウンド数 |
---|---|---|---|
松山英樹 | 1.739 | 10位 | 83 |
B.ケプカ | 1.721 | 4位 | 88 |
X.シャウフェレ | 1.758 | 47位 | 96 |
W.ブライアン | 1.748 | 22位 | 95 |
H.バーナーⅢ | 1.799 | 161位 | 101 |
C.グリブル | 1.747 | 19位 | 79 |
平均パット数1位:ジャスティン・トーマス 1.694(ラウンド数:86)
●ストロークス・ゲインド・パッティング(Strokes Gained:Putting)
いわゆる「パット貢献度」。数値が大きいほどよい。この順位が良いと「パッティング巧者」なんて呼ばれます。
ストロークス・ゲインド・パッティング(Strokes Gained:Putting)
「ストロークス・ゲインド・パッティング」は、ツアー平均と比較してグリーン上のパフォーマンスでどれだけスコアを稼いだか、1ラウンドあたりの「パット貢献度」を評価するPGAツアーのランキング。ある距離からのパッティングでツアー平均が1.3だった場合、1パットで決めれば+0.3、2パットなら-0.7となり、大きな数値を残すほどそのツアーでのパッティング巧者であることがわかる。[GDO参照]
選手名 | パット貢献度 | 順位 | 計測ラウンド数 |
---|---|---|---|
松山英樹 | -0.383 | 173位 | 59 |
B.ケプカ | 0.475 | 12位 | 67 |
X.シャウフェレ | 0.324 | 40位 | 74 |
W.ブライアン | 0.294 | 45位 | 77 |
H.バーナーⅢ | -0.402 | 174位 | 86 |
C.グリブル | 0.461 | 15位 | 70 |
パット貢献度1位:マイケル・トンプソン 0.84(44ラウンド)
●バーティ率
選手名 | バーティ率 | 順位 | ラウンド数 |
---|---|---|---|
松山英樹 | 4.29 | 3位 | 76 |
B.ケプカ | 4.2 | 5位 | 80 |
X.シャウフェレ | 3.86 | 20位 | 92 |
W.ブライアン | 3.4 | 130位 | 91 |
H.バーナーⅢ | 3.58 | 93位 | 99 |
C.グリブル | 3.64 | 75位 | 77 |
●サンドセーブ率
グリーン周りのバンカーから2打以内でホールアウトした率。
選手名 | サンドセーブ率 | 順位 | バンカーに入ったホール数 |
---|---|---|---|
松山英樹 | 50.88 | 96位 | 114 |
B.ケプカ | 48.2 | 123位 | 139 |
X.シャウフェレ | 53.91 | 49位 | 128 |
W.ブライアン | 55.33 | 36位 | 150 |
H.バーナーⅢ | 47.97 | 126位 | 148 |
C.グリブル | 49.61 | 108位 | 129 |
サンドセーブ率1位:リッキー・ファウラー 68.66(バンカーに入ったホール数:134)
スタッツを個々で見ていても全体が見え難いですよね。
ということ、最後に各スタッツの順位だけをピックアップしてまとめてみました。
スタッツ | 松山英樹 | B.ケプカ | X.シャウフェレ | W.ブライアン | H.バーナーⅢ | C.グリブル |
---|---|---|---|---|---|---|
平均飛距離 | 26位 | 7位 | 16位 | 172位 | 29位 | 60位 |
FWキープ率 | 121位 | 154位 | 118位 | 130位 | 110位 | 165位 |
トータルドライブ | 36位 | 53位 | 25位 | 182位 | 26位 | 145位 |
パーオン率 | 16位 | 148位 | 26位 | 183位 | 32位 | 165位 |
ショット貢献度 | 5位 | 58位 | 64位 | 126位 | 50位 | 181位 |
平均パット数 | 10位 | 4位 | 47位 | 22位 | 161位 | 19位 |
パット貢献度 | 173位 | 12位 | 40位 | 45位 | 174位 | 15位 |
バーティ率 | 3位 | 5位 | 20位 | 130位 | 93位 | 75位 |
サンドセーブ率 | 96位 | 123位 | 49位 | 36位 | 126位 | 108位 |
松山英樹選手、「もう少しパットが入っていれば・・・」とテレビを観ながらよく思っていましたが、スタッツによく表れていますよね。ストロークス・ゲインド・パッティングが悪すぎです。
今回のメンバーは全員フェアウェイキープ率が悪いですが、日本の狭いコースに対応できるのかも注目ですね。
ブルックス・ケプカの強みはやはり飛距離とパットの上手さ。連覇の可能性十分です!
シーズン後半にメキメキ頭角を現したザンダー・シャウフェレ。スタッツ以上のパフォーマンスが十分期待できる、今回イチオシのプレーヤー。
来年このメンバーからメジャーを勝つとすれば、X.シャウフェレなんじゃないかな?と思っています。注目です!
各選手の紹介コメントはこちら。
≫≫ ダンロップフェニックス2017出場選手決定!
【トーナメント開催日】2017年11月16日(木)~11月19日(日)
▼大会日程
- 11月12日(日):MRTダンロップフェニックスアマチュアトーナメント
- 11月13日(月):指定練習日
- 11月14日(火):指定練習日、プロアマチャリティトーナメント抽選会・前夜祭
- 11月15日(水):プロアマチャリティトーナメント
- 11月16日(木):第1ラウンド 18Hストロークプレー
- 11月17日(金):第2ラウンド 18Hストロークプレー
- 11月18日(土):第3ラウンド 18Hストロークプレー
- 11月19日(日):第4ラウンド 18Hストロークプレー
【競技方法】72ホールズ ストロークプレー
※前半36ホール終了後、上位60位タイまでが決勝ラウンド進出
【賞金】総額:200,000,000円、優勝賞金:40,000,000円
【開催場所】フェニックスカントリークラブ
〒880-0122 宮崎県宮崎市大字塩路字浜山3083
TEL:0985-21-1301
設計者:大橋 剛吉
【ふるさと納税】フェニックスカントリークラブ土日祝プレー券 |