2017年2月から始まったゴルフネットワークの新番組『ギア猿』、その初回分の放送で「PGAショー」の前日に開催された「Demo Day」の様子がレポートされました。
「カート」や「最新クラブ」、「シャフト」とデモデーに出店しているブースをサルベージ。今回はその続編です。
- ギア猿とは
- 出演者紹介
- PGAショー:Demo Day
- アメリカのゴルフ場オリジナルグッズ事情
- PGAショーメインイベント
- ざっくりお便りコーナー
今回サルベージしたのは、「ボール」と「パター」、そしてパッティングの練習器具。
前回までの「Demo Day」の様子はこちら。
≫ ギア猿『PGAショーDemo Day』のギア情報(1)
≫ ギア猿『PGAショーDemo Day』のギア情報(2)
キャロウェイ・ゴルフ
2人(QP関・鹿又)が向かったのは「キャロウェイ ゴルフ」。
ここで日本が誇るボール開発者を発見!
ナイキからキャロウェイ・ゴルフへ電撃移籍した「ロック石井」さん。ナイキのボール開発でタイガー・ウッズを支えたそうで、ボール界のレジェンドとのこと。キャロウェイ・ゴルフでもボール開発に携わっており現在は「ゴルフボール開発シニアディレクター」だそうです。
ナイキのゴルフ事業撤退は、当たり前ですがボール関係者にも影響しているんですね。
キャロウェイ・ゴルフの印象としては「真面目なエンジニアカンパニー」とのこと。品質にこだわっているんでしょうね。
大した話題の広がりもみせることなく次のブースへ行こうとしたら、練習場にあのPGAツアーの飛ばし屋「バッバ・ワトソン(Bubba Watson)」の姿を発見!
フロリダ州出身のバッバ・ワトソンはこの日もっとも来場者を魅了。地元の英雄の登場に現地は熱気ムンムンだったそうです♪
ドライバーの最長飛距離424ヤードって、マスターズの時のかな?打ち下ろしや風の影響もあるんだろうけど、狂った飛距離です^^;
この日はさすがに直撃取材は厳しいということで諦めましたが、なんと翌日(PGAショー初日)バッバに直撃するチャンスが訪れます!
PINGパター
続いて2人が向かったのはパターメーカーのブース。今年はパター関連も豊作だそうです。
まずは「PINGパター」。
紹介したパターは「SIGMA Gシリーズ」。これが凄いそうです!
■SIGMA Gシリーズ(PING)
フェースインサートが印象的なパター。
フェースインサートとは、パターのフェース面に埋め込まれているファイバーやプラスティックの板のことで、「SIGMA Gシリーズ」では薄いアルミの下に樹脂が貼られているそうです。それにより打感が良く、ショートしにくいパターになっているそうです。
練習グリーンで試打してました。
かなり打感が良いようで、「反響の仕方が違う」と感心してました。
博多華丸パター
ここで一旦スタジオに戻り、博多華丸のパターの話題に。
ちなみに博多華丸はパターが結構上手いそうで、「上手ね」って言われるタイプのグループに属しているそうです(笑)
これが実際に華丸が使用しているパター『プロギア SILVER-BLADE』。
かなり愛用しているそうで、パターだけは東京用と福岡用とも同じものを使用しているそうです。これ、すっごいよくわかります^^;
実力チェック!何の練習もしてないような感じでしゃべってましたが、なぜかタッチはしっかり合っていました。グリーンスピードもわからないのに・・・これは上手いというのだろうか?
キュアパター
次は「最新パター」をサルベージ。
向かったのは「キュアパター」。
重量・ライ角が調整可能なカスタムパター『キュアパター RX5J』を紹介。
キュウアパターCEO「ジム・マッカーシ」さんが直接商品のPRに。
自分のストロークスタイルやプレースタイルに合わせて、ライ角やヘッドの重量まで自分好みにカスタムできることをアピール。
実際にQP関さんや鹿又さんがカスタマイズされたパターで「ヒール」や「トゥ」で普段通りに打ってバンバンカップインしてました!これ、いいのかも‼
慣性モーメントを上げるためには両端に重しを入れるのがいいとのこと。
ヘッドの後ろが重いと上下の動きが入るが、重さを横に分散すると真っすぐの動きが強くなるので慣性モーメントが上がるそうです。
これ、欲しいなぁ~(^^♪
パター練習グッズ
パターの練習器具のブースも出ていました。パターの練習といえばパターマットでただ打つだけ、という人が多いと思いますが、最近の練習グッズは随分進歩しています。
■The Original Putting Stick(79.95ドル)
目線の先に鏡が付いているパッティング練習器具。
ショートパットは上手くなりそうかな? まだ日本では販売してないみたいです。
■FOCUS(99.95ドル)
手首を曲げる動きが入ってしまうとブレを教えてくれる練習機器。
真っすぐの状態のまま体をキープしてスイングする練習だそうですが、要はアンカーリングのようなイメージでスイングする感じなのかな?QP関さんは大変気に入っている様子でした^^
松山英樹の打ち方もこの「FOCUS」の理論ですね。このスイングは「(バックスイング)ロングから(フォロー)ショート」だそうです。
これも日本では販売していないみたいですね。
■Putting Stroke Teacher(29.95ドル)
次の練習器具も先程の「FOCUS」と同じく手首を使わないスイングの練習グッズ。トレンドですね。
QP関さんが試打した結果、さっきの「FOCUS」の方が良かったようです^^;
ただ、こちらは日本でも販売しています。(Amazonは扱ってないようです。)
ちなみに我が家のパター練習グッズは2つあります。
▼パターマット(45cm×4m)
▼上手くなるカップ(リョーマゴルフ)
こちらも併用して練習しています。なかなかシビアで練習になりますよ(^^♪
面白パター・透明パター『Iceblock Putter』
関さん、鹿又さん、博多華丸さん、みんなが関心を示したのが『Iceblock Putter(アイスブロックパター)』。
“アイスブロック”という名前のとおり透明なパターです。
しかもこれ、自立するんです‼
これ使ってたら目立つやろ~なぁ~(^^♪
ヘッドが重いので振り子のように安定して打てるそうです。
そしてボールの後ろに回り込むと・・・
なんと先が見えるのです‼ これで狙いどおりにセットされているか打つ前によく分かりますね(^^♪
パターのルーティンが変わる画期的なパターです!
(1)素振りでタッチを合わす⇒(2)後ろから覗いて方向を合わす⇒(3)あとは真っすぐ振るだけ!
低い体勢でラインを読む「カミロ・ビジェガス」に勧めたくなるパターですね(^^♪
ジャストタッチで褒められてたけど、タッチより真っすぐ打てるかどうかが大事な気がしますが・・・^^;
難点は『重い』ことと、郵送した時に『割れないか心配』なこと、だそうです。
ゴルフバッグを送る時に『割れ物』って書かないだろうし、書いても笑われるだけのような気がします^^;
でも、これ1本欲しいなぁ~♪♪ 残念ながら日本ではまだ販売してないようです・・・発売されたら買っちゃお(^^♪
ゴルフネットワーク『ギア猿』
放送日:毎月第3水曜日22:00~23:00
出演:博多華丸、関雅史、鹿又芳典